跡地(暫定)

さてと、どうすっかなこのブログ

レビュー……それは信じるべきものであり……信じぬべきものであり

 ネットにおけるレビューは胡散臭いものが多い。そこにはレビューの点数を売り歩く企業や対立企業によるネガティブマーケティングが潜んでいるし、自分のイメージと現実がわずかでも乖離するだけで発狂してしまう子どもじみた人間の暴言も含まれている。それでも私はネットのレビューは有難いと思っている。

 レビューの使い方で基本的なのはやはり「点数は人によって振り幅が違うから参考程度にする」「最高得点と最低特典の何割かは除外して情報を調べる」「似たような物にどういったレビューが付いているかを調べ、両者の比較によって視点を多様化して立体的に情報を整理する」といったところだろうか。このレベルの基本事項を守るだけでも死にかけていたレビューの有用性は次々よみがえる。レビューというシステムは本当に良いものだ。いや、「本当に」は言いすぎだな、うん。

 レビューは商品や作品に対してのみ行われるものではなく、どこにでも付きまとってくる。実生活における他人からの評価やコメントもレビューの一種だろう。それこそ「いいね」だって個々人によるオールオアナッシングなレビューの形態だ。そして、これらもやはり信じ過ぎるべきではないのだろうと思うし、さきほどあげた基本的な用法を意識して受け取るべきなのだろう。自分は時折相手の意見を素直に受け止めすぎたり、逆にその反動で全く受け止めようとしなすぎたりしてしまう。気をつけねば