跡地(暫定)

さてと、どうすっかなこのブログ

新世紀エヴァンゲリオン劇場版 Air/まごころを、君に TV版感想

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 このシーン、カットされてしまいましたね。アスカのおっぱいは出てましたしシンジ君がシコってる声は思いっきり放送されましたがケフィアは放送コード的に駄目だったようです。深夜アニメで女の子がクリーム被ってるシーンはオッケーなのに。まあおっぱいはこの映画で何度も出てきますからね。いちいちカットしてたら後半カットだらけになっちゃいますものね。
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 音声だけを残して前のカットが繋がれていたので初見の人はこのAAがイメージによって作られたものだと勘違いしてしまっているかも知れませんね。「一部シーンは音声だけ」と表示された直後にこの病室シーンだったので凄く印象に残りましたが、当時映画館に見に行った人はそれ以上に衝撃だったでしょうね。実写パートやまごころを、君にの内容自体がとんでもない衝撃なのでそれに比べたら単に過激なだけのシーンと言えなくもないですが、やっぱアニメで、それも映画でケフィアはすげーですよ。

Air感想

 弐号機VS量産型の戦闘シーンはやはり熱い。バックブリーカーかまして血を浴びながらの「エーステ」のシーンから溢れ出る勝ち確定オーラはその後の顛末をしっていても健在ですね。エンドレスワルツのサーペントばりに次々と倒されていく量産型エヴァ、舐めプだったのかも知れませんが弐号機凄い強い。ケーブルさえ切られてなければワンチャン……そん時は最初からロンギヌスでボコられただけかも知れないですね……。

 やはりQの内容を知ってるとどうしてもそこと繋がる部分に目が言ってしまいます。アスカの片目とか。ミサトさんのセリフとか。
 ミサトさんの「いい?シンジ君。ここから先はもうあなた一人よ。全て一人で決めなさい」~(中略)~「もう一度エヴァに乗ってけりをつけなさい。エヴァに乗っていた自分に。何のためにここに来たのか、何のためにここにいるのか。今の自分の答えを見つけなさい。そして、けりをつけたら必ず戻ってくるのよ」という台詞、Qを見る前は名台詞だと思ったのですが今となっては迷台詞以外の何物でもないです。状況が変われば人間の気持ちなんてコロコロ変わるもんですね。アニメのキャラの気持ちも視聴者の気持ちも。
 カヲル君とシンジ君の婦女子が喜びそうなぐらいの信頼関係の強さは相変わらず。旧劇場版では巨大なカヲル君が出てきたことに「カヲル君……」と大喜び、Qでは凄い仲良し。変わらない友情(or愛)です。テレビ版では思いっきり殺してましたが。

まごころを、君に感想

 説教とカウンセリングと実写と強引なまとめで出来た凄い映画。テレビアニメ版が「おめでとう」で終わり、一個目の映画が総集編、そして二個目の映画が前半頑張っていたと思ったら後半は人類全滅という巨大な風呂敷で全てを包みながら相変わらず精神的な話で色々とケリをつけるという。改めてコレを見て思ったことは「今度の映画、大丈夫かなぁ」です。Qの段階ですでにヤバイっちゃヤバイですからね。もう一回やりなおすんちゃうかなと不安になる。
 
 新劇場版が始まった当時に「ループなのでは」という意見が散見されましたが、確かにこの映画の続きと考えて全然違和感ないんですよね。観客の気分的にも「あれは仮の最終回だった」という事にした方がメンタルに良さそうですし。

カットとかの感想

 やたら挿入される破のCMというかTV版のPVみたいなのが鬱陶しかった。今週やるのなんて分かってるんだからAir・まごころの間とED後にやってくれればええですよ。その分CM入れてくれても何の問題も無かったです。CMと言えば「気持ち悪い」のほんのちょっと手前でCM入ったのが実に視聴者の心を見透かしてましたね。
 カットがどれぐらいあったのかは元の映画あんまり覚えてないので黒枠で音声だけ流されてる所とオナニー以外は分からなかった。まごころの方は本当どこカットされても分からなかったというかされても問題なかったというか、凄い映画でした。実況スレだと「こりゃ精神病疑われるわ」とか書かれてましたけど自分もそう思います。富野作品なんて目じゃないぐらい病んでます。そういえば今回のカット基準だと何故かこのシーンはオッケーだったのがちょっち謎でした。
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