跡地(暫定)

さてと、どうすっかなこのブログ

高校生クイズ感想

男女ペア2組(+男ペア1組)による決勝

 今回の大会で何が印象的だったかってそりゃやっぱ「1チーム2人になったせいでカップルが結構参戦してる」って事ですよ。今回はアメリカまで行くから予算の都合か今まで1チーム3人だったのが1チーム2人になってました。そんでもって今までなら「男2女1」みたいな組み合わせのチームがいてもDQ2方式ぐらいにしか感じなかったんですが、今回は男女混合チームが完全にカップルなんですよ。もうね男女で抱き合ったりしてるんですよ。それが今までなら三人で円陣っぽい感じだったのが完全に男と女が180度の角度で向かい合ってるんですよ。もうね、ぐぬぬですよ。その上決勝戦のメンバーも2/3が男女混合グループ。しかも決勝で男コンビのチームは調子が出なかったので、決勝が最強カップル決定戦になってるんですよ。もうね、これ勝ったら今まで一線越えてなくてもお互い身体を許すだろうなってオーラが出てるんですよ。今までの高校生クイズでここまで色の匂いがする決勝戦は無かったと思います。

今回も「知力・体力・時の運」路線

 いつまでもカップルに嫉妬の心を燃やしてないで他の部分行きますか。高校生クイズは一時期茂木健一郎とか呼んで「エリートは脳がすごいから、インテリジェンスで頭いいですねー」みたいな事やってましたが、今回はその路線とは真逆の昔ながらの高校生クイズでした。去年よりも更に昔っぽいぐらい。まず問題の難易度が全体的に低い。黒船っぽい物が書いてあるワインボトル持った女性が出てきて「この人はこの製品作ってるんだけど誰の子孫?→ペリー」とか、「オリンピックに出れる動物を二つ答えよ→馬・人」といった視聴者もかなり簡単に正解が導ける問題が多かったです。試合のルールも○✕泥まみれクイズや走って問題を取りに行くクイズといった懐かしいものが多い。敗者復活戦が鉄棒ぶら下がり耐久(クイズですらない)や、背が高くて日本製品持った外人探し(ニコンのカメラでクリア)といった時の運や体力が重要な内容だったのも昔の高校生クイズを思わせます。
 やっぱ高校生クイズはクイズありの修学旅行って感じのが一番ですよ。見てて面白い。日本一の知力を持った高校を決めるのは数学オリンピックとかに任せとけばいいんですよ。高校生クイズたけし城+クイズぐらいが調度いい。高校生クイズの路線変更、一回やるだけなら良かったんですがアレが続いたのはやっぱ失敗だったと僕個人は思います。出る高校が固定されてしまって勝ち上がる高校もほぼ予想できるんじゃ盛り上がりに欠けますよ。ただ今回のはちょっと問題簡単過ぎたかなとも思います。あと「らき☆すた」みたいな盛り上がる問題がなかった。アナ雪問題でゲストは盛り上がってましたけど。

ゲストうざい

 完全な愚痴ですけど、あの番組ってゲスト必要あります?高校生がクイズしてれば番組が成立するのにゲストがワイプで出張ってずっと「すごーい」と茶々入れてくる意味って何なんですかね。実況的なのは家族やネットの人間で間に合ってるんですよ。1人でテレビ見てると寂しいなって人向けなんでしょうかね。まあ僕はテレビあんまり見ない人間(映画とアニメは見る)なので最近のテレビの流行りがよく分からないんでテレビ見る人間からすると「ワイプうざい」ってのは何かズレてるのかも知れませんが。あとワイプ、音声だけじゃなくてスタジオコーナー何度か挟んでるのも意味が分からなかった。その時間使ってカットされた部分の試合が見たかったし、高校生の旅行風景とかも見たかった。芸能人が「頑張ってるねー」とか高校生ベタ褒めしてるのなんて映さないで旅行先で遊んでる出演者を映せよと、それが高校生クイズの売りだろと。