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ウォーターワールド感想

翠星のガルガンティア ONLINE FLEET - オンラインゲーム - DMM.com
このゲームが始まってガルガンティアの話題がちょいちょいされてるこのタイミングで午後ローでウォーターワールドやると言われたら録画するしか無いでしょ(このソシャゲ自体はやってないけどアニメは見た)

 
 話に聞いて思ってた以上に「翠星のガルガンティアマッドマックス2」だった。水だらけになった世界で船で暮らす人間たちの物語。ただしガルガンティア船団のようなハートフルな感じではなく治安維持のシステムが失われた世界が舞台のヒャッハー&村社会系。主人公はよく分からん冒険家だし、主人公が最初立ち寄った船もあの世界では比較的治安が良さそうなのにそこすらも怪しい酒場みたいな場所。敵キャラのノリはほとんどマッドマックス
 水上バイクが飛び交う戦闘シーンはアトラクションみたいで楽しそうだった。USJでショーにされたのもよく分かる。というかあのショーそのもの。ショーの再現度が凄いんじゃなくて元の戦闘シーンのショーっぽさが凄い。
 
 この映画、B級としてかなり面白かったです。世界観の発想からして徹底してB級なのがいいんですよ。世界が水に沈んだ未来の地球っていうどんなに技術が発展していても退化しててもおかしくない場所が舞台、まずこの曖昧さがB級としてナイス。懐が深いんですよ。視聴者がいちいちその世界のテクノロジーに疑問を保つ必要がない。全部「文明が衰退した未来が舞台だから実質なんでもあり」で済ませられる。
 キャラの脳みそもB級してます。荒んだ心のキャラが異端を迫害したり、海の上で水上バイクでヒャッハーですよ。海の上だろうと荒くれ者はバイクをブイブイ言わせて「ヘッヘッヘ」と騒ぎながらテンション高く暴れまわる。この発想ですよ。海賊とバイクが合わさり最高に荒くれたアホ集団に仕上がってます。
 ストーリー自体はまあよくある感じなんですがね。B級ってのはストーリーを楽しむもんじゃ無いです。雰囲気を楽しむもんですからね。世界の命運とか主人公の将来とかよりも大事なのは各々のシーンがバカバカしくて面白いかどうかが重要なんです。



そういえばガルガンティアOVA前半がもうすぐ(9月27日)に映画館で上映されるらしい。感想聞いて面白そうだったら見に行こうかな。ガルパンOVAは短いけど面白かったし。