考えるのと同じスピードで（キーボードを）打つべし！

　無理です。出来る人もいるのかも知れないけど自分は考えるよりも早くは打てないです。
　それでもキーボードで打ちながらやペンで書きながら考えたほうが考えが早く纏まることは多い。昔「書くのは忘れてもいいようにする為に書くんだ。覚えるために書くんじゃない」という言葉を聞いたことがある。実際、書きながらだと細かい部分を忘れながら書くことが出来る。よくパソコンの仕組みに関する説明で「PCのメモリは机の広さのようなもので、机がゴチャゴチャしてると作業がしづらくなります」という表現が使われるが、人間の脳みそだって似たようなものだ。情報を沢山浮かべすぎていると処理能力が落ちていく。書きながら考えていけば、前の知識を記憶媒体に保存することでより快適に脳の容量を使って思考を進めることが出来る。
　実際、今はどんな出だしを書いたのか忘れているが、なるほど「考えるのと同じスピードでデータを出力するのは無理だけど、何故かのんびり書きながら考えたほうが思考が手っ取り早く纏まることが多い」という話をしていたのか、とすぐに思い出せた。書きながらまとめるのはいい。添削ついでに読みなおして細かい所を整理するときにも思考の微妙な誤差を修正できる。書くのはやはり良い。というわけで書きながら思考を整理するために、私はブログに帰ってきた。