跡地(暫定)

さてと、どうすっかなこのブログ

アニメ版HUNTER×HUNTER 最後まで大地を踏みしめ続けていた

 新HUNTER×HUNTERが昨日(一昨日の深夜)遂に最終回になりました。選挙・アルカ編を先週までに1クールでやって、ラストはジンとゴンが世界樹で語り合うお話。HUNTER×HUNTERの物語における出発点が「ゴンがジンに会うためにハンターを目指す」だったので、それが達成された所で終わるのは作品的にかなりキリがいいですね。単に暗黒大陸編がアニメ数話分しかまだ連載されてないだけではあるのですが。
 さて、新ハンタと言えばずっと変わらないOP。今までずっとOPで大地を踏みしめ続けていた日テレ版ハンタも最終回はOP無し。タイトルロゴが出てくるだけの静かな始まりかたでした。それを見て今まで147回踏みしめられていた大地もようやく踏み固められていたのかと思って安心していたのですが……。番組が終わる5分ほど前の時間にそれは流れだしました。最終回の定番「OPを流しながらのエピローグ」、それもフルバージョンです。5分ほどの時間をかけてじっくりと踏みしめられる大地。今まで長く聞いてきただけあって番組が終わることを改めて感じさせてくれるのはいいんですが、やはり「最後までやり続けたことに果たしてどんな意味があったのだろうか?」と考えてしまいました。確かに長かったこの番組の終わりってのを感じて感慨深くはあったんですけどね。
 大地を踏みしめながら始まり、大地を踏みしめながら終わる。それが日テレ版HUNTER×HUNTERだったのです。


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 OPが流れ終わったあとの止め絵。これをバックにジンが「道草を楽しめ 大いにな 欲しい物より大切なモノがきっとそっちに転がってる」と言って最終回は終わり。このセリフ、かって僕らが富樫に抱いていたイメージ(仕事もせずに遊んでばっかりなダメ人間)にピッタリだ……。今は腰痛で大変そうだから遊んでるなとか仕事しろとか言えないけど。