跡地(暫定)

さてと、どうすっかなこのブログ

娯楽の過剰供給

 今期もアニメが沢山始まった。正直全部見てる余裕はない。アニメ以外のテレビは一切見てない自分ですら全部見てる余裕が無いのだから、アニメも見るしドラマも見てるという人間は大量の番組を切り捨てているのだろう。

 テレビ番組以外にも映画はある、ゲームはある、本はある、音楽はある、現代社会には娯楽がやたらある。読書家でもなんでもない人間はある日本屋にずらりと並んだ新刊の99%を読まずに人生を終えるだろう。CDショップにあるCDのうち半分でも聞いたことがある人間なんて音楽を仕事にでもしていなければいないだろう。いや、仕事でやっていても実際に耳の中に入れてるのかどうかは分からない。

 兎にも角にも今の時代は娯楽がやたらと多い。そうなると娯楽の消費の仕方ですら個性が出てくる。借り物ではあるがそれぞれの色は出てくる。つまり、そこにある程度の存在価値が出てくるというわけだ。それぞれの人間の色が出ているだけで存在価値がある訳なんてないだろ、って書いてる自分も一瞬思った。でも確かに「自分が求めてる個性を持ってる人の文章」ってのは何か価値を感じるんだよ。少なくとも俺の文章や消費の仕方は俺の感性によく馴染む。

 だから多分だらだらと自分が何を消費したかを話すだけで一応それっぽいブログにはなると思う。だけどやっぱそれは借り物の個性なんだろうなとは思う。

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