跡地(暫定)

さてと、どうすっかなこのブログ

見捨てられた承認欲求の行き着く果てに

 人は承認欲求に餓えている。今も昔も。集団に属する事によって手っ取り早く満たせる承認だが、それでも集団内でのポジションの変化によっては容易にそれは不足しうる。そうして満たされぬ承認欲求が心の中をさまよい始める。
 承認欲求を何としてでも満たそうと焦りだした人間はえてして奇行に走る。常軌を逸した行動を繰り返し道化を演じることで、とりあえずの注目を浴びようとしている人間はどこにでもいる。それが自分の尊厳を担保に承認を引き出すというものならば何の問題もない、本人の選んだ生き方だ。
 問題となるのは「相手の視線を引き寄せるために相手をむやみに傷つける」という奇行を選択してしまった者達だ。ようするにストーカー気質の荒らし野郎だ。こいつらについて長く語るとコチラの口が汚れるので長くは語らない。
 
 承認欲求が満たされずとも奇行に走らない方法はある。それは「他者からの承認は生きるのに必要不可欠ではない」と自分自身に言い聞かせることだ。人間は一人で生きてはいけないのは事実だ。だが、他人から自分の人間性を認められなければ生きていくことが不可能かというと、そうではない。あくまで物質の供給において一人で生きていくのが難しいというだけだ。何も「無人島に行こう」と言っているのではない。「まるで無人島にいるような気持ちを人混みの中で味わっても、別にソレは問題がない」と言っているだけだ。